支持体に下地を施すために、『材料と道具を揃える』 後編

 

お絵描き父さんの絵画教室にようこそ。

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 ※当ブログでは、新しく絵画制作に取り組み始めた学生さん達も応援しております。

 

 今回は、前回記事の続きです。後編となります。

前回は、私が実際に下地を施したキャンバスやパネルを紹介しました👇

www.oekakitosan.jp 

 

※尚、支持体そのものについての解説は、下記の3記事をご覧ください。

www.oekakitosan.jp

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今回は、支持体作りの道具を紹介して解説していきます。前回と少し被るところがあります。前回とあわせて、参考にしていただければと思います。

下地の材料・道具 

前回記事と被るところがありますが、改めて下地作りの材料と道具を紹介いたします。

私の私物をザクっと写真に撮ってみました👇

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 左から、①ブルーシート②ナムラの刷毛③耐水性のやすり④ジェッソ⑤ジェルメディウム⑥モデリングペースト⑦ファンデーション油絵の具三色

 

各道具について解説をしていきます。 

ブルーシート

下地を施す際に、ジェッソや油絵の具で部屋が汚れないように、事前にひいておく物です。

私は、リビングの食卓のデスクの上で下地を施すので、ブルーシートを引いておかないと、嫁に怒られます。というか、私自身も部屋が汚れたら嫌です。

ナムラの刷毛

商品名:ナムラ20B絵刷毛

下地を支持体に塗布する際に使用

なぜナムラの刷毛か

なんか、良さそうだから...て、いっちゃうと元も子もないですが、安価な刷毛だと、毛が抜けまくり画面が抜け毛だらけになると困るので、ナムラにしてます。

購入はアマゾンです。

 

 

耐水性ヤスリ

半吸収性のジェッソを下地に施した際平滑にするため、こちらの耐水性ヤスリで磨いてツルッツルに仕上げます。ツルッツルに仕上がったら、気持ちよくてさすりたくなります。

必ず、耐水性で磨きましょう。カスが綺麗に下に落ちていってくれますので。

磨く際は、風呂の中か屋外で行いましょう。絶対、家の中でやらんといてください。家族に怒られます。

 

 

ジェッソ

様々な支持体にジェッソを施すことにより、油絵の具やアクリル絵の具で支持体に描画する事が可能になります。

ジェッソそのものはアクリル絵の具に分類され、乾燥する前は水溶性ですが、乾燥後は耐水性になります。なので、完全乾燥後は、油絵の具の下地にもなるのです。

半吸収性の下地になり、大変描きやすい下地になります。迷ったら、ジェッソを下地に使いましょう。写真では、Sタイプの、最も粒子の細かいタイプで、細密画向きのものとなっております。表現によって粒子の荒さを選んでください。

透明タイプのジェッソもあり、油絵対応の画用紙などに、鉛筆で下描きを施し、透明タイプのジェッソをその上から施し、油彩画を描く方法もあります。

乾燥時間は72時間が目安ですが、何のため1週間ほど乾燥させたほうが良いかもしれません。完全に乾燥させないと、下地に残った水分が水蒸気となり、上に乗せた油絵の具を押し上げ、剥離やひび割れを引き起こしますので注意してください。 

 

 

 

また、色のついたジェッソ下地もあります。表現によって下地段階から色をつけたい場合は選択してください。ゴールドのジェッソ下地もあるみたいで、一度使ってみたいです👇下記のリンクから、いろいろな色を見ることが出来ます。

 

 

ジェルメディウム

 こちらは、ジェッソを下地にする時に、少し加えてあげることにより、ジェッソの接着力を高めてあげることが出来ます。無くても、問題ないですが、加える際は入れすぎないように注意してください。配分としましては、水40gにジェッソ200g、ジェルメディウム16gになります。参考にしてください。また、配合した下地材はよく混ぜてあげるようにしましょう。ダマになると良くないです。

次に紹介するモデリングペーストに加えて、柔軟性を足してあげることもできます。

 

 

モデリングペースト

こちらもアクリル系の材料です。画面の上に、盛り上げたり立体的な下地の表現が可能になります。よく、ものすごく盛り上がっていたりする抽象絵画がありますが、これを使用していると考えられます。

皆さんの、表現に合わせて使用してください。72時間の乾燥後は、完全耐水性の固い下地になります。ジェルメディウムを加えてやると、少し柔らかい立体下地を作成できます。

 

 

ファンデーション油絵の具三色

こちらは、油彩系道具の下地です。上まで紹介してきた、アクリル製と違い、吸収性のない非吸収性になります。昔、大学の教授が使用してました。 

かなり、堅牢な下地になり、保存性などを考えると抜群の下地になると考えられます。

この下地をしっかり何層も施したら、それだけで作品になるかのような存在感が出来上がります。

ただ、非吸収性の画面に仕上がるため、最初からカチッと描くものが決まっている場合におすすめできる下地の方法です。完全に、下絵をトレースして、下絵から完成まで、形が全く変わらないような描き方をする場合です。写真を転写するような画家も、この方法を用いることが出来ます。

ただ、非吸収性の為、少し描きにくいと感じます。速く、完成作品を生み出したい場合などにはお勧めです。

私個人は、今のところ使用していません。

直接、チューブから画面に出して、刷毛などで画面に塗ってください。

色は4色あります(私の写真では3色になっていますが...)。下のリンクから見てみてください。基本はアンバーがおすすめ。

 

 

 

 今回はここまでとなります。

皆様の絵画ライフを応援しております。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

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