飲み会は時間の無駄でしょうか?コロナの自粛期間が明けると、徐々に飲み会も復活してきそうです。
自粛期間中は飲み会自体無くなったが、明けるとまた上司に誘われるだろう。憂鬱だ...
飲み会自体は嫌いじゃないがメンバーが会社の繋がりだけなので何とも盛り上がらない

飲みに行っても仕事の話しかしなくて、仕事の延長線上のような時間でストレスだ
皆さんはいかがですか?飲み会は好きですか?時間の無駄と思ってらっしゃるでしょうか?私自身も飲み会という存在意義について考えた時期がありますので、今回の記事で参考になる話をお伝えします。どうぞお付き合いください。
まず私は会社員でして、部長という管理職の立場にいます。部長だからなんだという話ですが、もちろん役職や立場なんて与えられたもので自分が誇れる理由にはなりません。ただ、「責任」という観点からは重要な立場になります。主に会社における責任ですね。
どういう事かというと、通常の会社員であれば断る事が出来ても、管理職は会社の舵取りをしている以上、付き合いなどの面から断れない交友や面会が時にはあるという事です。これは、組織の鉄則ですね。それが嫌なら個人で経営するしかありません。それが社会です。
なので、管理職である私の意見や話は、多くの会社員にとって参考になるのでは、と考えて今回の記事を執筆するに至りました。
今回考えるポイントは
・会社での飲み会は必要か
・会社での飲み会は時間の無駄か
・会社での飲み会に参加しない方法とは
の三点になります。
会社の飲み会は必要か?
これは経営という観点からは必要であり、親睦を深めるという観点からは必ずしも必要ではありません。
親睦を深める、という観点では、人にはそれぞれ価値観があるので、親睦の深め方は人それぞれです。
必ずしもお酒の席で親睦を深める必要はありません。むしろ、酒が無いと本音で話せない、という人がいたらそれこそ問題です。酒が無くても腹を割って話せるように自分を成長させましょう。
経営という観点では必要です。私が多くの経営者と酒の席を共にして、また経営者を間近に見てそう結論付けます。
簡単に説明すると、例えば良い条件の仕事を持っている商社さんがいて、その話をよく飲みに行くA会社にもっていくか、同じ単価で受けてくれるが飲みの付き合いの無いB会社にもっていくか、と考えた時どうでしょう?確実にA会社に先に提案を持ちかけるでしょう。
もしあなたが経営者や経営にかかわる役職であれば、会社の為に飲み会に行くのは、正解です。会社の指針によっては行かなければならない場合もあるでしょう。
会社の飲み会は時間の無駄か?
先ほどの話とも繋がりますが、経営陣であれば会社にとって飲み会に参加する事はプラスになります。
正直言うと大抵の場合は、大した話も無く、楽しいわけでもないのは事実です。ただ、選り好みせず公平に付き合う事が、営業の視点からは大切になります。時間の無駄だなぁ、と思える飲み会でも、付き合いと考えれば無駄ではありません。
もし参加するならば、経営にプラスになる付き合いと割り切って参加しましょう。自分が楽しむ事に目を向けるのではなく、取引先が気持ちよくなるよう考えて行動してください。
では、従業員同士の飲み会や、親睦を深める為だけの飲み会についてはどうでしょう。
あなたの価値観によっては、時間の無駄と結論づけることもできます。
わざわざ家族の時間や、自らの副業、スキルアップの時間を差し置いて行く価値があるでしょうか。それはあなたが決めるべき事柄です。ただ、何でもかんでも参加してたらお金も時間も無くなります。人付き合いは良く選びましょう。
確かに人との繋がりはとても大切ですね。
でも飲み会をしないと繋がりが薄れるでしょうか?就業時間の8時間に何人の人と話が出来るでしょう?職種にもよりますが、就業時間内に同僚や取引先の人々と親睦を深める事は十分可能です。
会社の飲み会に参加しない方法
ここまでの話から、あなたは自分の会社の飲み会に参加するかしないかについて、どう結論づけましたか?
突然ですが、ここで私の話をさせて下さい。



私は、飲み会に参加していません。
ここまで話してきた内容からすると意外に思われるでしょう。なぜなら管理職の私は経営に関わる飲みの場には基本的に顔を出すべきだからです。
ですが私の場合、自分自身のワークライフバランスと価値観を考えてこのような結論に達しました。別に自分の決定を他の人に勧めるわけではありません。
ただ、どんな決定をしようが、会社というチームに属しているので勝手な人間とは思われたくありませんよね。なので、
必ず自分の意思を上司に伝えましょう。
事前に自分の意思を伝えておく必要があります。面と向かって話し合って伝えるべきです。それが最低限のマナーであり、相手への敬意を示すことでもあります。事前に言っておかないと、上司からしても、誘ったのに断られたら気分が悪いですよね。
上司からの誘いを断る前に伝えておく
その意思を伝えた後に、会社がどのような処遇をあなたに施すかは分かりません。法律の範囲内で、ふさわしいと思われる待遇をあなたに提案するでしょう。
あなたが役職ある立場にいるなら、降ろされる可能性だって十分にあり得ます。いかなる処遇も受け入れる覚悟をもって、自分の意思を伝えましょう。
自分の意思だけ聞いてもらって、会社の待遇には納得出来ない、と勝手な人間では社会に属せません。辞めるほうが良いでしょう。
一方あなたが、経営に関わる立場では無く、上司や同僚からの飲みに誘われた場合はどうでしょうか。
行きたければ行けば良いし、行きたく無ければはっきりと断りましょう。
よく、「飲み会は行かないほうが良い」とか、「ダイエットしてるから飲み会に行かない人は気持ち悪い」とか言う人がいますが、そんなの個人の問題です。どんな理由でも行きたくなければ行かなくていいですし、行きたければどんどん行ったらいいんじゃないでしょうか。価値観は、人に押し付けたり、否定したりするものではありません。
もし、あなたにはっきりした考えがあり、悶々としているのなら、気持ちを上司や同僚に伝える事を控えるべきではありません。ジャパネットたかた創業者が仰ってましたが、挑戦しなかったことは後悔になりますが、挑戦して駄目だったことは後悔にはなりません。必ず次につながります。是非、自分の気持ちを伝える事を恐れないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
わたしの場合は、好きな友人や同僚に誘われたら行くときもあります。ただ、仕事の延長線上の飲みには参加しないことを上司に伝えました、という話でした。
あなたはどう決定するでしょうか。
今回のまとめ
より時間を上手に使って人生を充実させたい方は、以下の「朝活」について取り上げた記事をご覧ください。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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